ACF繰り返しフィールドの有料機能が、最新のACFでそのまま使えるようになっていた件について
ACFというwordpressのプラグインがありますが、このプラグインで数年前「繰り返しフィールド」だけの有料オプションがありそれを使いサイトを作成していました。
しかし、その後ACFがバージョンアップする段階で、有料で買った繰り返しフィールドが使えなくなっていました。
その為、仕方なくACF本体はバージョンアップできずに、有料の繰り返しフィールド対応の古いものをずっと使ってきました。
その後、ACFとWPとの問題が起きて、ACFが離れたり、WPが自分でACFをそのまま使い始めたりいろいろ問題がありましたよね。
そして、本日テスト環境で試しに繰り返しフィールドを使っているサイトでACF本体をアップデートしてみたんですよ、
そしたら、繰り返しフィールが使えるようになっていました。
投稿画面でも使えるし、カスタムフィールド作成画面でも、繰り返しフィールドが選択できるようになっていました。
いろいろあったと思いましが、現状どうなっている感じでしょうか?
WPengine(ACF)とWP(wordpress)側で問題が解決し、
以前有料で購入していた繰り返しフィールドだけのオプションも使えるようになったのでしょうか?
また、もしそうなら今後も以前購入して作成していた繰り返しフィールドは使い続けられるのでしょうか?
ChatGPT:
すごく良いところに気づかれましたね 👍
整理すると、こういう経緯です。
■ もともとのACFの有料アドオン時代
数年前まで ACF(Advanced Custom Fields)本体は無料 で配布されていて
高度な機能(Repeater Field、Flexible Content、Gallery、Options Page など)は
個別の有料アドオン として販売されていました。
ユーザーさんが購入された「繰り返しフィールド(Repeater)」はその1つです。
■ ACF PROの登場
その後、開発元(当時は Elliot Condon 氏)が
個別アドオンを統合して ACF PRO(有料版) として販売開始。
無料のACF(Lite版)+有料アドオンの仕組みは廃止され、
「Repeaterを使いたければACF PROを買ってね」という形に一本化されました。
このとき、古いアドオンは新しいACF本体に対応しなくなり、置き去りに なりました。
そのためユーザーさんは古いACF+Repeaterアドオンのまま運用していたわけですね。
■ WP Engineによる買収とその後
2021年、ACFは WP Engine に買収されました。
以降はWP Engineの管理下で開発が続けられています。
そして2022〜2023年ごろに、ACF PROの機能の多くが無料版にも統合 されました。
(特にRepeaterやFlexible Contentなど、一部は無料で利用できるようになった)
■ 現在どうなっているか
最新のACF本体(6.x 系)では、Repeaterフィールドが無料版でも利用可能 です。
なので、テスト環境でアップデートして「繰り返しフィールドが使える!」となったのは、
ACF本体にRepeaterが正式に統合されたから です。
つまり「昔購入したアドオンが復活した」のではなく、
今の無料版ACFが標準でRepeaterをサポートするようになった ということです。
■ 今後の見通し
今後もRepeaterフィールドは 無料で使い続けられる と思って大丈夫です。
ACF PROは引き続き存在しますが、
PROでしか使えないのは「ブロックベース機能の強化」「JSON管理機能」「UI改善」など一部だけ。
ユーザーさんが既に作っている「繰り返しフィールド」も、
今後のACFアップデートで壊れることは基本的にない はずです。
✅ まとめると
今のACF本体にRepeaterが統合 → 無料で使える
昔買ったアドオンが復活したわけではない
既存の繰り返しフィールドも今後問題なく使える
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タグ:#repeat-field, ACF, 繰り返しフィールド